何事も上手くいかないときもある訳ですが

最近色々手詰まり気味でup出来るネタも無い為
先日引き上げて来たXS650SPLのネタでもupしてみます

こちらの車輌は77〜78年式のXS650SPLで
言わばXS650の3型になります
引き上げて来た時の外装はあまり好みではなかったので
手持ちであったXS650Bの外装を夜な夜な交換しました
（細かい所は違いますが個人的にはこのグラフィックが好きです）
このBと言うのは要するに輸出仕様の事を差す様で
国内モノとの大きな違いはタンクのグラフィックが
側面だけでなく上面まで描かれている事が大きな特徴の様です

そしてコチラの車輌を購入した理由なんですが
今作業しているお客様やこの車輌に近い車種も取り扱うにあたり
僕自身が実際XS650に乗り改善・改良・勉強し
実体験で得たより良いアイディアなどを
お客様にフィードバック出来たら良いのではないか？
との思いもあり購入に踏み切りました

そんな訳もあり
元々走っていて車検もたっぷり有る車輌だし
元のオーナー様にも心配を掛けてしまうので
先日直ぐに名義変更手続きしにこの車輌で行ってきました

様子見という事もあり往復10㎞位なら行けるでしょ！？
って考えが甘かった訳で
帰るまで2度程 それぞれ別の原因でエンジン停止

まずはバッテリー端子の外れでプラグから火花が飛ばず失火
応急処置でセロハンテープグルグル巻きにして再始動

その後帰る途中
渋滞中の赤信号停止目前に「プスンっ」と災難に見舞われました

ま〜一般的にカスタム車や古い車輌なんかではよく耳にする話ですし
個人的な意見ですがこの様なプチトラブルはあまり好ましく無いです
今まではきっちり整備し安全を確認してから
距離を伸ばし乗る様 心がけてきましたので
ロングツーリングなどでも大きなトラブル無く走破してきました
そしてそれがもっとも安全な答えだとも思っていました
が
整備やカスタムに対する考え方が一周したのか
新しいバイクを10年ぶりに購入してテンションが上がったのか
春だからなのか

自分のバイクだしハプニングが起こっても
楽しんで乗り越えそれを笑える仲間が居ればそれでいいんじゃね！？
と言う少し上級者向けの？w結論に達した訳です


※因にこの考え方は整備がしっかり出来て
 安全に走れる車輌と言える判断基準をしっかり持っていて
その場で何かしらのハプニングが起こっても対処出来る
極 限られた人の古い乗り物との付き合い方ですので
くれぐれもマネはしない方が良いとも思いますが
自己責任で楽しむのが良いと思います


 そんな感じで休日と営業終了後は
外装変更から始まり
ガソリンコック整備、オイル交換、プラグ交換
カムチェーン調整、タペット調整
ポイント接点修正・ギャップ調整
点火タイミング調整、ガバナー確認
キャブの同調、調整、各部増し締めなどなどのメニューをこなし
私用も含め取りあえず200㎞程走りいい感じに落ち着いてきました


が
しかし


先週の定休日に往復80㎞程走る用事があったので
信号待ちをしていると
いきなり回転数が3000rpmになりまたもやハプニング！
症状的に2次エアの吸い込みだろうと判断し
直せる道具とパーツも無いのでガレージにUターン
この時点で個人的な書類手続きの予定は中止し
帰り道の信号待ちでは半クラ＆ブレーキ全快で
何事も無い様な走りでガレージに到着w

原因究明の為 直ぐに診断しましたが
2次エアの吸い込みでは無く
キャブの中のパーツが悪さをしていた為に全バラ
その後きっちり走れる様 洗浄組み付けました
 ↓↓↓

ま〜古いモノですから手を入れてあげないと
しっかり機能しませんが
やったらやった分だけ乗り物は素直に良い走りをしてくれますし
お金には変えられない知的財産と
それを共有出来る仲間達との楽しい時間が増えるのではないかな？
とは常に思ってるので何とかやっていけています

今回この様な事は自分の車輌なので載せてもいいかな？
と判断しBlogにupしてますが
僕以外の人が触ってた車輌に関しましては
なんでコレがこーなってんの！？
って場合も勿論有りますし頭を悩ませヘコむ事も有ります
が
現時点で一度受けた仕事は何があっても
時間がかかっても絶対にやり遂げる ！
 という強い意志が有るのでなんとかなっちゃいますw

まっ このBlogを読んでくれている数少ない人も
表に見せない苦悩が
今まででも山の様にあったんだって思ってくれたら幸いなんです

 で

その他を含めこんな大変な事をよくやってるねって言われますが
バイクが好きだからこそ出来るんです
そして大変なコトやストレスになるコトを抱えていても
調子の良いバイクでアクセルを開けば
全てソコに置いて来てくれる便利な乗り物でもあるからなのです

H.P

 http://zerobalance-mc.under.jp